歯磨きの大切さを前回お伝えしました。
「歯磨きの大切さはわかったけど、うちの子歯磨き大嫌いなの」
という方もいらっしゃると思います。
そこで、歯磨きを嫌がらない、、
いいえ、歯磨きが好きな子にするためにどうしたらいいのかを
お伝えしたいと思います。
歯磨きをしようと思ったら当然口を触られるわけですが、
犬にとって口(マズル)は最大の武器でもあります。
噛み付いて攻撃するためのものですから、そこを
押さえつけられて歯を磨かれるなんで、、、
「なんでお前にされないといけないの!?」という子も
いるのではないでしょうか。
ラッキーファミリーの子は小さいうちから口の周りや、敏感な足の裏、
尻尾、耳などを触っています。
人に触られることにある程度は慣れているのですが、
それが全く知らない人や、信頼していない人に触られるとなると
嫌がるのは当たり前です。
ですから、お口を触らせない子の場合は、
まず体を触ったり、無理強いをしない程度にブラッシングをしたり
して、信頼関係を築き上げましょう。
どこを触っても嫌がらないようになったら、マズル周りを手で触って
行きます。
歯を指で触らせてくれるようになったら、歯茎マッサージです。
指でこするのを嫌がるようなら、唇の上からマッサージしてもいいです。
慣れてきたら歯磨きシートや指サックを使って歯をこすって
ヌメリ、歯垢 プラークをふき取るようにします。
それができるようになったら、やっと歯ブラシの出番です。
ゆっくりと時間をかけてステップアップしていってください。
歯ブラシにつける犬用の歯磨きのジェルも色々と販売されています。
選ぶときはオーガニックで体に負担の少ないものを選びましょう。
犬の好きな味付けをしているものが多いです。
次回は、それでもうちの子はダメ!歯磨きさせてくれない!という
方のための最終手段をお伝えします。